〔2024/4/10〕バーチャレクス、「顧客フロント」としての活用可能な生成AIコンタクトセンターサービスを提供開始

 バーチャレクス・コンサルティング(以下、バーチャレクス)は、生成AIを活用した次世代型コンタクトセンターサービスとして、「生成AIコンタクトセンターサービス(AI-BPO)」の提供を開始した。
 バーチャレクスは創業以来、25年にわたり、非対面顧客接点領域(CRM)を中心に、各種コンサルティング、IT/テクノロジー、アウトソーシングのサービスを提供してきた。近年では、少子高齢化による労働力不足を背景に、AI活用によるDX化が急速に進む中、特にコンタクトセンター業界においては、生成AI技術に対する注目が高まっている。
 しかし、生成AIの最大の弱点である回答の精度(誤った回答を行うリスク)から、オペレータの業務支援的な活用が主流であり、顧客フロントとしての活用がさほど進んでいないのが現状だ。
 この現状を打破し、本格的な顧客フロントとしての活用に向けては、回答精度の担保が重要であり、そのためには生成AI側に適切な指示(プロンプト)を提供することが求められる。
 この課題に対し、バーチャレクスは生成AI活用の活用基盤システムを有するKotozna社と提携し、適切なプロンプトを生み出すシステム×運用の提供を行う。
 Kotozna社の生成AI活用基盤は個社、個別プロジェクトごとにプロンプトを書くカスタマイズ性と独自の製法により、適正な質とサイズを持ったプロンプト作成が可能。一方で、バーチャレクスは長年にわたり培ってきた高いコンサルティング能力と運営力を背景に、Kotozna社の仕組みを正しく運用し、顧客フロントとして活用できる生成AIオペレーションの提供が可能。
 本サービスにより、生成AIをオペレータの代わりに、顧客フロントとして活用することで、顧客対応の省人化、コスト削減だけでなく、電話ではなくノンボイスのチャネルで自己解決したいユーザーのCX向上にも貢献する。


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