〔2024/4/16〕コラボス、最新AIマーケティングシステム「UZ」がファーストユーザーとしてHuman Resource Designが導入

 コラボスは、2023年12月にリリースした最新AIマーケティングシステム「UZ(ウズ)」が、各種採用コンテンツサービスを提供するHuman Resource Design(本社:東京都港区、松村恭行社長、以下、HRD社)に採用されたことを発表した。
 HRD社は、採用メディア「GoodStory」、ストーリー制作(Creative)、採用コンサルティングという3つのサービスで、クライアント企業の採用のあり方を理想形へと近づけるためのサポートを展開しており、大手企業からスタートアップ企業まで多数の実績を持っている。
 同社のインサイドセールスチームでは、架電時の受付ブロックを突破することに苦戦しており、また、担当者と繋がってもサービス内容が上手く伝わらず、いかに商談件数を伸ばすかが課題となっていた。この課題解決のために、同社では日々通話録音データとして蓄積される「VOC(顧客の声)」や営業トークの有効活用が必要と考えていたが、分析するためのナレッジや労働力、時間不足などの理由から、思うように VOC(顧客の声)活用を進められない状況にあった。
 UZ導入前から、架電や商談内容の聞き起こしは行っていたものの、これに要する工数負荷が課題となっていた。UZは、高精度な音声認識の技術により、会話内容がほぼ忠実に自動でテキスト化されるため、聞き起こしの工数が大幅に削減されるとともに、会話ごとの感情も可視化できるため、ポジティブな感情に紐づいた会話を抽出し、新規顧客獲得のためのトークスクリプトへ活かせるというメリットがある。
 従来、新規顧客獲得のためのトークスクリプトは、その作成や改善における属人化が課題となっていた。UZは、通話録音データから抽出した「興味・関心キーワード」および会話内容を利用し、手順に沿って入力するだけで誰でも簡単にトークスクリプトの作成が可能になるため、属人化が解消されるだけでなく、トークスクリプトをはじめとしたコンテンツの作成数も無制限のため、企業ごとに実現したいコンテンツイメージに沿った内容を作成することができる。
 HRD社では、UZの導入により、蓄積された顧客との会話データを活用しながら、新規顧客獲得のための営業トークスクリプトの改善を効率的かつ効果的に実施することが可能となり、また、従来、音声の聞き起こしからトークスクリプト作成・調整までおおよそ1時間程度の工数を費やしていたのに対して、導入後は、おおよそ15分程度にまで短縮することができた。


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