〔2024/4/30〕トランスコスモス、生成AIを活用したチャットボット「T-GPT」を独自開発

 トランスコスモスは、同社が持つアジア最大規模のコールセンター応対ノウハウを結集し、生成AIを活用したチャットボット「T-GPT」を独自開発、DXプラットフォーム「TCI-DX For Support」への搭載を開始した。
 同社は、アジア最大規模となるWeb/アプリ開発事業とコンタクトセンター事業を展開している。また、企業と顧客接点のCX最適化を実現するDXプラットフォーム「TCI-DX for Support」をグローバルで提供している。TCI-DX for Supportはコンタクトセンター事業を通して企業に直接届く顧客の声とSNS上のVOCを活用しWeb/アプリ上でエンドユーザーの自己解決率を約2倍に引き上げるとともに、ハイブリッドチャットとコールセンターを有機的に組み合わせ、有人コール対応に比べ約3倍の生産性を実現、エンドユーザーの利便性向上と企業のコスト最適化を同時に実現する。
 T-GPTを搭載したハイブリッドチャット対応では、エンドユーザーはいつでも問い合わせに対し自然な文章で回答を受けられるとともに、チャットボット対応と有人チャット対応のシームレスな連携により、高品質な顧客体験を受けられるようになる。T-GPTは韓国でのサービス開始に続き、日本が2カ国目となり、今後もグローバルにサービス提供地域を拡大していく。
 日本国内でWeb/アプリ+ハイブリッドチャット+コールセンターの顧客接点チャネルを統合的にトランスコスモスへアウトソースしている計85社のクアイアント企業からT-GPTの導入を順次拡大し、2025年度までにグローバルで300社への導入を目指す。また、今後も生成AIを活用したコンタクトセンターの有人応対業務効率化機能や運用改善機能をTCI-DX for Supportへ実装し、クライアント企業にとって価値のあるソリューションへと強化をはかっていく。


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