〔2024/6/11〕ベルシステム24、気圧予報に基づく体調管理アプリ「頭痛ーる」へ「Fitbit」のヘルスケアデータ連携による新機能を追加

 ベルシステム24は、気象の変化に伴う頭痛に悩む方々のさらなる体調管理支援を目的に、気圧予報に基づく体調管理アプリ「頭痛ーる」の有料版プレミアムプランの利用者を対象として、スマートウォッチ「Fitbit」で取得された自身の睡眠と心拍のデータを「頭痛ーる」アプリ上で確認できる新機能を追加した。
 15歳以上の日本人の3人に1人は何らかの慢性頭痛を持つと言われており、よく知られている慢性頭痛の1つである片頭痛だけでも、患者数は840万人を超えると推計されている。
 同社は、気象が頭痛を引き起こす可能性に着目し、2013年に「頭痛ーる」の提供を開始した。今年5月には累計1,700万ダウンロードを達成するなど、頭痛などの気象病に悩む方をはじめ、多くの方の体調管理を支援している。2023年2月には、「頭痛ーる」に記録されたデータを使った医療機関・大学などとの共同研究によって、気象が頭痛の誘因であることを証明するなど、気象病や頭痛に悩む方々の症状の予防や軽減、QOL向上などにも取り組んでいる。
 一方で、片頭痛を引き起こす誘因には、天気以外にもストレスや月経などの影響があると言われている。また、片頭痛患者は不眠傾向の方が多く、睡眠時間が6時間以下および8時間超の場合は片頭痛の痛みが強くなる傾向があるとも言われている。
 そのような背景の下、健康管理やフィットネスに関わるデータの測定に特化したスマートウォッチ「Fitbit」からまずは睡眠や心拍に関するヘルスケアデータと「頭痛ーる」を掛け合わることで、より精度の高い体調管理の支援が可能であるとし、本機能の提供に至った。
 「頭痛ーる」の有料版プレミアムプラン利用者は、「Fitbit」を装着することで、「頭痛ーる」アプリ上にて「Fitbit」で計測された睡眠時間や睡眠効率などの睡眠データや、5分ごとの心拍数データのグラフなどの詳細を確認することができる。
 また、法人向けに、従業員の健康管理支援を目的とした「頭痛ーるwith Fitbit」の提供も開始する。最短1カ月から導入が可能で、利用促進に繋がる従業員向けのHowToページなども合わせて提供する。オプションサービスとして、従業員向けに片頭痛に関するセミナー開催のほかに、従業員のさまざまなデータを利用シーンごとに参照できるため、従業員の健康状況の把握にも活用することが可能。
 「頭痛ーる」公式オンラインストアにおいても「Fitbit Sense 2」の販売を開始する。「頭痛ーる」公式サイトでの購入者限定特典として、「頭痛ーるの有料版プレミアムプラン(月額300円)1年間無料利用カード」を提供する。また、すでに「頭痛ーる」の有料版プレミアムプランの加入者は、「Fitbit Sense 2」を割引価格で購入することが可能。


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