〔2011/5/11〕トランスコスモス、プラスアルファ・コンサルティングの「見える化エンジン」中国語版の販売を開始

 トランスコスモスは、プラスアルファ・コンサルティングが開発・販売するSaaS型テキストマイニングツール「見える化エンジン」の中国語版販売開始にあわせて、同製品の販売を開始した。グローバルでVOCを収集・分析・共有していくことができるサービス体制をいっそう強化していく。
今回、販売を開始する「見える化エンジン」中国語版は、すでに提供している日本語版、英語版に続くグローバル対応として、中国語独自の言語特性に対応した辞書機能などを強化することで、中国市場で集めたアンケートの自由回答やコールセンターに寄せられる顧客の声の分析を可能にした。中国語は、繁体字、簡体字のいずれにも対応するとともに、単語の出現頻度の集計だけではなく、顧客属性や製品ごとに意見の違いをマップ上で視覚的に把握できるようにしたことで、より深く発言内容を瞬時に定量化することも可能。
トランスコスモスは、中国で展開するコールセンター事業、デジタルマーケティング事業、EC事業などを通じて寄せられる消費者ニーズや広告・キャンペーンの反響、ソーシャルメディア上でのブランドイメージや風評など、重要なマーケティング情報となる顧客の声の収集・分析・活用をサポートする、「中国語VOC分析デスクサービス」を2011年3月に開始しており、すでに複数の企業に導入している。今回、「見える化エンジン」中国語版の販売を開始することで、さらに企業ごとのニーズにあわせたサービス提供が可能になる。
特に日本国内で既に見える化エンジンを導入している企業については、日本語・英語・中国語などの多言語に対応する際のハードルを軽減するために、なるべくローコストで多言語対応版を追加導入できるような価格設定を行った。見える化エンジンを導入済みの日系グローバル企業を中心に、2011年度、10社への導入を目指す。
見える化エンジン導入費は、日本語版未導入の場合、初期費用が20万円、月額利用料が日・英・中の3カ国語導入で15万円から、日・英/日・中の2カ国語導入で13万円から。日本語版導入済の場合は、初期費用なしで、月額利用料が英・中とも追加導入が5万円から、英/中いずれか追加導入が3万円から。


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