〔2011/5/17〕トランスコスモス、企業のソーシャルメディア活用を運用面からサポート

 トランスコスモスは、企業によるFacebookやTwitterなどのソーシャルメディア活用を運用面からサポートする、ソーシャルメディア運用サポートサービスを開始した。企業に代わり、FacebookやTwitterのコミュニケーション設計・運用を行うとともに、これまで提供しているチャネルも含めた総合的なデータ収集/分析サービスを提供する。
マーケティング手段のひとつとして、企業によるFacebookやTwitterなどのソーシャルメディア活用が増加しているが、その際に重要なのは、ユーザーが必要としている情報を効率的に発信し、さらに一方的な発信だけではなく、ユーザーからの要望や問い合わせに応答するなど、ユーザーとのコミュニケーションを継続すること。トランスコスモスは長年にわたり提供しているコールセンターサービスやWebサイト運用サービスで培ったノウハウを基に、日々発生するFacebookの更新やTwitterの“つぶやき”を企業に代わり運用し、ソーシャルメディアにおける企業とユーザーのコミュニケーションを活性化する。提供形態は、オンサイト/オフサイトのどちらでも対応可能。
また、企業とユーザーを結ぶ接点は、対面、電話、メール、モバイル、広告、Webサイト、メディアなど多岐に渡っており、企業はさまざまな角度で、ターゲットに向けた情報を発信している。これらの情報に対し、ユーザーは購入する、問い合わせる、コメントする、クリックする、人に共有する、削除・拒否するなどの行動を起こす。このようなユーザー行動は、企業が新たなマーケティング戦略につなげるために重要な情報。トランスコスモスは広告効果測定やWebアクセスログ解析、コールセンターやソーシャルメディアに集まるVOC分析など、さまざまなチャネルで発生するユーザー行動、動向や話題を総合的に捉え、分析を行う。
具体的には、コールセンターに寄せられる要望や苦情などの少数意見と同様の話題が、ブログやTwitterなどのソーシャルメディア上でも出現していないか、「見える化エンジン」などのSaaS型テキストマイニングツールでモニタリングし、潜在顧客(サイレントマジョリティ)のVOCを汲み上げるといった統合的な分析が可能になる。これらの分析結果をFacebookやTwitterにおけるコミュニケーション設計やキャンペーンの施策立案、効果測定に役立てることで、マーケティングコミュニケーション戦略のPDCAサイクル構築に活用することが可能。


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