〔2011/5/17〕ジェイドコーポレーション、クラウドにも対応したネットワーク対応型の簡易型通話録音システムを発売

                 
ジェイドコーポレーションは、簡単に通話の内容が録音でき、ネットワークを活用すればデータの一元管理やクラウド展開なども可能な「マイロガーIP(アイピー)」を発売した。価格はオープンプライスで予想実勢価格3万3000円程度。
昨今、電話対応トレーニング、コンプライアンス、危機管理目的のために通話内容を録音する必要性が増えているが、従来の通話録音システムは高価であったり、機能が不十分だったりし、中小企業が簡単にリーズナブルに導入できるものが多くなかった。USB接続して通話内容をパソコンに録音するシステム「マイロガープラス」を既に販売している同社は、拠点増加への拡張性が高く、拡張後も管理者が複数の話者の音声録音内容を一元的に管理できるネットワーク型通話録音システムとしてマイロガーIPをラインナップに加えた。ユーザーは通話録音内容をより一層積極的に戦略や経営に役立てることができるるようになる。
マイロガーIPは薄型デザインの省スペース設計で、電話機の下に設置することも可能となっている。PoE(Power overEthernet)に対応しているためPoE給電対応ハブと接続することで、電力の供給をネットワークハブから行える。これによりACアダプターの抜けによるトラブルを防止できるとともに、ACコンセントに余裕がなく、ACアダプターの使用が難しい場合でも、導入することができる。モノラル・ステレオ(送受話分離録音)の2つの録音モードの選択が可能である、ステレオ録音モードで録音した音声ファイルは通話録音内容の応用利用である感情分析システムやテキストマイニングにおいて活用が可能となる。音声の再生は標準付属するプレーヤーソフトを使って行う。マイロガーIPと同一ネットワーク内にあるパソコンにこのソフトをインストールすることで簡単にデータの検索・再生・PCへの保存が可能になる。


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