〔2024/10/21〕ITSO、生成AIを活用しコールセンター業務を効率化する「AI-Call Agency」を提供開始

 ITSO(本社:東京都港区、北川伸一社長)は、生成AIを活用しコールセンター業務を効率化する「AI-Call Agency」の提供を開始した。
 AI-Call Agencyは、インバウンドとアウトバウンドコールの両方で対応可能。また、AI-Call Agencyでは応対時間に対してのみ課金されるため、待機時間の費用などは一切かからない。コール待機時間も発生し続ける人件費、オペレーター育成のための教育コスト、架電システムの稼働費、稼働場所の維持費といったコストを大幅に削減可能。
 AI-Call Agencyは、以下の技術を駆使して正確な音声識別と自然な会話を実現する。
・正確な聞き取り:自動音声認識やノイズ低減機能により、不要な環境音を排除し、クリアな音声を認識。さらに、日本以外の言語への対応も可能。
・正確な発言:半合成音声技術により、自然な話し方を実現し、スムーズなコミュニケーションが可能。人間に近い違和感のない発音が安心感を向上。
 これらの革新的な技術により、顧客にストレスを与えることなくスムーズで効果的なコミュニケーションを提供し、顧客満足度を向上させる。
 また、AI-Call Agencyは、特定の業界や分野に合わせてAIをカスタマイズし、顧客の質問を正確に理解することが可能。顧客との会話内容をすべて自動でテキスト化し記録するため、応対後の確認や分析が可能。さらに、テキスト化されたデータは、CTIシステムやCRMシステムなど、顧客が利用している既存のシステムにAPIを通じて自動的に連携される。これにより、オペレーターが手動でデータを入力する手間を省き、業務効率の大幅向上を実現する。
 顧客との会話が特定のフェーズに達した場合や、AIが顧客の意図を十分に理解できないと判断した場合、応対を人間のオペレーターに自動的に転送する機能が備わっている。さらに、SMS連携機能があるため、顧客が購入を決定した際には購入サイトへのリンクをSMS送信することで、スムーズなクロージングが可能。AI-Call Agencyは自動応答の範囲を超えて、人間とAIの協力でより効果的な顧客対応を実現する。


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