〔2024/11/27〕エーアイスクエア、生成要約サービス「QuickSummary2.0」にプロンプト検証・登録機能を搭載
エーアイスクエア(本社:東京都港区、堀友彦社長)は、生成要約サービス「QuickSummary2.0」の新機能として、コンタクトセンターの運営現場でプロンプトの検証や登録が可能となる機能を追加したことを発表した。
生成要約サービス「QuickSummary2.0」は、2023年6月のリリース以降、auじぶん銀行やLIXILをはじめとした多くのコンタクトセンターに本番導入されているが、要約結果の調整や新規追加について、コンタクトセンターの現場の管理者やオペレータからの多くの要望を頂戴していた。
これまでは、通話毎もしくはオペレータ毎に要約パターンを変更したい場合、エーアイスクエアで検証および環境適用が必要であったが、今回の機能追加により、QuickSummary2.0を利用のクライアント企業は、コンタクトセンターの現場で、検証や反映を行い、即時利用を行うことが可能となった。
プロンプト検証機能は、ツール上からノーコードでプロンプトを作成し、要約結果を比較検証できる機能。音声認識テキスト、作成したプロンプト、利用したいモデルをツール上で設定すると、実際にQuickSummary2.0で出力される要約結果を確認しながらプロンプトチューニングを行うことができる。
加えて、検証履歴確認画面では検証結果を一覧表示できる。これにより、コンタクトセンターの管理者は、利用するモデルやプロンプトなど、複数のパターンの要約結果を比較検討し、用途に合わせた適切なプロンプトを選定することができる。
作成したプロンプトは、管理画面上からダウンロードでき、クライアント企業自身で反映することで、オペレータが即時利用可能となる。