〔2011/6/1〕キューアンドエー、在宅型コールセンターサービスを提供開始

 キューアンドエーは、ブロードアースと協業し、コールセンターを運用している企業・自治体などを対象に、在宅型コールセンターサービスの提供を開始した。
本サービスは、コールセンターのエージェントが在宅で勤務できる環境を提供するもの。これにより、コスト削減や繁閑対応、BCP(事業継続計画)対応などのメリットが生まれる。従来、在宅型コールセンターは業務マネジメントやセキュリティ環境確保などの課題から実現されにくいものと考えられてた。これに対しキューアンドエーは、コールセンターの運用実績と訪問型のサポートサービスにおけるビジネスモデルの応用活用により、在宅型の運用環境を実現した。また、同社内や既存コールセンターとの融合運用などリスクを最小限に抑えた段階的な導入も可能。
さらに、ブロードアースの在宅運用向けクラウドサービス「CCP(コールセンタープロバイダー)」を導入することで、安全な物理的セキュリティ措置を備えたオペレーション環境を整える。各企業は東日本大震災におけるBCP対応や国内外におけるコスト競争、雇用や労働力確保など経営を取り巻く課題に直面している。また、労働者の就業ニーズも多様化し、柔軟に対応することができる就労形態が求められている。キューアンドエーでは本サービスを推進することにより、これらの課題を解消し、国内の経済活動の活性化や新しい労働環境の創出、ワークライフバランスの実現を目指す。
キューアンドエーでは、2011年5月1日付けで本サービスの専任組織を設立した。また、在宅エージェントの募集も随時開始する。


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