〔2025/1/29〕アルティウスリンク アップス、ボイスボット「Virtual Agent Voice」を提供開始

 アルティウスリンク アップス(本社:東京都渋谷区、清水康太社長)は、AIを活用した電話応対の自動化による自己解決促進とカスタマーサポートの業務効率化を支援するボイスボット「Virtual Agent Voice」(以下、VA Voice)を2025年2月より提供を開始する。
 これまで提供してきたナレッジプラットフォーム(Virtual Agent Plus)、有人チャットシステム(Virtual Agent Live)とのシナジーでさらなる自己解決率の向上とコール数削減の最大化に繋がるオムニチャネルサポートの提供が可能となり、CX(顧客体験)向上と業務効率化に貢献していく。
 VA VoiceはAIを活用した電話自動応答システム。クライアント企業の顧客応対業務に合わせたシナリオ設定やチャネル誘導により、拡張性に富んだ運用を実現できる。管理画面もシンプルとなっているため、シナリオや辞書の登録作業やメンテナンスを簡単に行うことができる。
 管理画面上でノーコードでのシナリオ作成・編集が可能。繁忙期やトラブル発生時など、突発的に問合せが急増するシーンでも、コンタクトセンターや担当部署で迅速かつ柔軟に対応できる。
 最大1,000件までの同時着信への対応が可能。災害時や製品・サービスのリコールなどで一時的に増加する問合せに対し、顧客を待たせせずに一次対応を行うことができる。
 VA Voiceでは、管理画面でテキスト化されたユーザーの発話内容を確認し、修正が必要な箇所は録音された音声を聞き直すことが可能で、適宜情報を修正できる。
 コンタクトセンターの営業時間外での問合せや突発的な入電数増加時に電話番号をヒアリングし、WebサイトのURLを記載したSMSを送信する。これにより、Web上での自己解決やオンライン手続きを促し、電話の混雑状況緩和や自己解決率向上を実現する。
 アルティウスリンク アップスは「カスタマーサポートを通じた体験が、お客様の未来を支える世界を目指す」をビジョンとして掲げ、その実現に向けて、Virtual Agent・Virtual Agent Live・Virtual Agent Plusを提供してきた。
 そのなかで、企業価値の要であるCX向上に貢献していくには、今まで以上に幅広い顧客ニーズへ対応し、ボイス領域での業務効率化や応対ログの収集が必須と考えた。
 そこで、チャットサポートなどのノンボイスサービスの提供を通じて得た知見をもとに、同社ビジョンの実現をより加速させるべく、VA Voiceのラインナップ化に至った。
 これにより、親会社であるアルティウスリンクの主要事業であるBPO事業とのシナジーが強化され、クライアント企業の課題解決に向けて、グループワンストップで貢献できると考えている。


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