〔2025/7/15〕トゥモロー・ネット、「企業におけるDX化・AIリテラシーの現状に関する調査 2025」を発表
トゥモロー・ネット(本社:東京都品川区、李昌珍社長)は、2025年5月に実施した「企業におけるDX化・AIリテラシーの現状に関する調査 2025」の結果を発表した。本調査では、社内ITサービスの導入にかかわる立場およびAIを業務に利用している会社員の方(1,033名)を対象に、日本企業におけるDXおよびAI、システム導入の実態を明らかにすることを目的として、AIサービス導入の現状、課題と今後の展望についてアンケートを行っている。
企業におけるDXの推進状況を尋ねたところ、「全社的に推進中」が63.3%、「部門単位で推進中」が(27.4%)と、全体の9割以上がDXを推進しているということがわかった。
さらに、DXを推進する目的として最も近いものを聞いたところ、「業務効率化」が69.5%と最多で、「コスト削減」(13.3%)、「新規事業創出」(6.3%)、「社内データ活用」(4.9%)、「顧客満足度向上」(3.5%)と続いた。
今後のAIサービスの導入意向を尋ねたところ、43.5%が「積極的に導入したい」と回答した。また、AIサービス関連の導入・運用にあてる予算について尋ねたところ、約6割が今年度の予算を確保していることがわかった。さらに、予算規模について尋ねたところ、最も多かった回答は「3,000万円以上」(29.7%)、続いて「3,000万円未満」(26.6%)、「1,000万円未満」(26.8%)、「500万円未満」(12.7%)となった。予算を確保した上で、AIサービスの導入が進んでいることがわかった。
AIサービス導入後の成果について尋ねたところ、55.9%は「業務の自動化」と回答し、次いで「データ分析の高度化」(44.9%)、「コスト削減」(37.3%)などに成果を実感していることがわかった。
また、AIサービスを社内業務、顧客対応で導入している企業それぞれに対して、導入後の印象の変化を尋ねたところ、「期待以上で、より積極的に活用したいと感じるようになった」(社内業務:41.2%、顧客対応:44.3%)、「想定通りで、現状維持で使っていきたい」(社内業務:49.9%、顧客対応:47.3%)という結果であった。社内業務だけでなく顧客対応においても、ともに9割以上がAIサービスの導入に満足し、より積極的な活用や今後も活用の継続を望んでいることが明らかになった。
本調査を通じ、企業のDX推進によりAIサービスの導入が進む一方、運用面で課題を抱えているケースが浮かび上がる結果となった。AIサービスの継続的な活用が望まれるなか、さらなる導入・活用を進める企業にとって、「人材育成」、「運用支援」、「社内浸透」が重要であることが伺える。