〔2011/7/25〕CTC、ビーウィズに韓国製通話録音システム「Voistore」を導入

 伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は、テレマーケティングエージェンシーのビーウィズのコンタクトセンターに通話録音システム「Voistore」を導入した。
消費行動が多様化する中、消費者のニーズや変化を敏感に感じ取るために、コンタクトセンターは企業とエンドユーザとの重要な接点となっている。コンタクトセンターでは、音声データを単にエビデンスとして録音するだけではなく、テキスト化し分析することでマーケティングや顧客サービスを向上させるなどの活用が進んでいる。
ビーウィズは、コンタクトセンターの運営における多数の経験とノウハウを活かし、常に顧客満足度の向上を追求することでコンタクトセンターのプロフィット化実現を目指している。そのためには、運営コストを最適化しつつ、顧客の声を活かす仕組みが必要。そこでビーウィズでは、2009年秋から通話録音システムの導入検討を開始し、音声データと分析システムとの連携が容易であり、操作性やサポートに優れる通話録音システムVoistoreの新規導入を決定した。長崎のコンタクトセンターを始め、全国のコンタクトセンターに順次導入を開始し、2011年4月には約700ライセンスを導入した。
本システムの導入により、通話録音システム構築に関わる社内コストが約3割削減し、録音された音声の聞き起こしなど(音声検索)に費やす工数でも約3割の削減を実現している。また、業務改善のPDCAサイクルが加速し、コンタクトセンター業務を受託したユーザーからの問合せに対して迅速な回答が可能になった。ビーウィズは、今後もシステムの増設を予定しており、年内には1000ライセンスを超える規模となる予定。
今回のシステム導入に際しては、先進の技術を組み合わせた大小さまざまなコンタクトセンターソリューションの構築実績の経験を活かして、CTCがシステムの設計・開発・構築、運用支援を提供している。


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