〔2011/8/1〕もしもしホットライン、仙台コールセンターを拡張移転、BCPに対応するバーチャル・コールセンターを1800席に能力増強

 もしもしホットラインは、東北支店と仙台青葉センターを同一ビル内にリニューアル移転するとともに、能力の増強を行い、同支店ならびに同センターの運営を開始した。
もしもしホットラインでは、1995年10月に仙台支店(現・東北支店)、2002年5月に盛岡センター、続く2004年11月に仙台青葉センターと、東北地方においては3拠点を設置し、コールセンター業務の運営を行ってきたが、このたびの震災を契機に、仙台市内コールセンターのリニューアルならびに更なる能力強化を行うべく、同市内に配置している東北支店と仙台青葉センターを同一ビルに移転し、新たなスタートを切ることにした。
東北支店および新センターは、地下鉄南北線 広瀬通駅 徒歩1分のプライムスクエア広瀬通の10階から12階までの3フロアに入居、従来、旧・東北支店と旧・仙台青葉センターを合わせて最大230席あった業務スペースを移転後には合計300席に拡張し、運営を開始した。
新センターには、IP-PBXシステムを導入、仙台のほか全国8カ所に配置したIP-PBX対応コールセンターとのネットワーク化を図り、国内最大級となる最大1800席のバーチャル・コールセンターを形成する。
バーチャル・コールセンターとは、中核設備をデータセンターに配置し、ネットワーク化された複数の遠隔地コールセンターにおいて、あたかも眼前でオペレーションが行われているように、相互かつリアルタイムで稼働状況(通話中、待機、後処理など)を把握できるほか、柔軟かつ迅速に設定変更や稼動席数の調整を行うことができるシステム。同システムではサービス品質の一元管理と均質化を実現するとともに、BCP対応など可及的速やかに大規模コールセンター構築する必要が発生した場合に、その強みが発揮される。
もしもしホットラインでは、これを機に、同センターを東北地方の中核拠点として育成していく方針。


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