〔2011/9/7〕イズ、統合型CRMシステムにソーシャルメディアと連携した顧客管理ができるソーシャル機能を追加

 イズ(本社:東京都港区、桃井純社長)は、自社開発の統合型CRMシステム「Visionary」にソーシャルメディアと連携した顧客管理ができる「ソーシャル機能」を追加した。
ソーシャルメディアの普及により、多くの企業にとって、ソーシャルカスタマーやソーシャルテクノロジーは無視できない存在となってきた。ソーシャルカスタマーとひと括りに言っても、ゆるいファンから、友人知人に推奨してくれるエバンジェリストまで多様に存在し、エンゲージメントに応じたコミュニケーションが求められている。ソーシャルテクノロジーとCRMシステムとの融合により、継続的に顧客エンゲージメントを高めながら、新たな潜在需要を刺激できる新しいCRM“ソーシャルCRM”を実現できる。
Visionaryのソーシャル機能では、FacebookとAPI連携した会員サイトの構築、効果測定を行うことができるFacebookアカウントでのログイン連携(ソーシャルログイン)、会員情報の取得が可能。ユーザーは新たな会員ID/パスワードを持つことなく、Facebookアカウントでシームレスに会員サイトを利用できるので、登録・参加しやすく、新規獲得や顧客維持への効果を見込める。Facebookのプロフィール情報、ソーシャルグラフ(友人関係の情報)は、Visionaryのユーザー情報DBに連携され、ユーザー情報分析やCRM施策へと活用することができる。会員サイトにユーザー投稿機能を付加でき、ユーザーの投稿は、Facebookと連動し、Facebookのウォールにも反映させることができる。また、どのユーザーが影響力があるのか、どの商品への評価が高いかなど、ソーシャルメディアによる効果を詳細に把握できる。こうした分析・抽出結果はターゲティングやコンテンツ企画など次の施策へと活用することができる。
イズでは、Visionaryに今後Twitterなどの他のソーシャルメディアと連携するなど、ソーシャルCRMプラットフォームとして、企業と顧客の“きずな”を深める機能を強化していくという。


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