〔2026/5/13〕NTTテクノクロスのボイスボットソリューション「CTBASE/SmartCommunicator」、テクマトリックスの「FastSeries」とMCP連携

 NTTテクノクロス(本社:東京都港区、岡敦子社長)とテクマトリックスは、NTTテクノクロスが提供するボイスボットソリューション「CTBASE/SmartCommuicator」と、テクマトリックスが提供するコンタクトセンターソリューション「FastSeries」をMCP(Model Context Protocol)を介して連携し、問い合わせに対して顧客1人ひとりに最適な自動応答を実現するソリューションの提供を開始した。
 近年コンタクトセンターの運営効率化を目的として、生成AIやボイスボットを活用した問い合わせ対応の自動化が一般的となっている。一方で、問い合わせごとに最適化された応対の実現や、生成AI特有のハルシネーション(誤回答)への対策、さらにはAIによる業務完結を実現するには、顧客の属性情報や過去の問い合わせ履歴を管理する基幹システムとの連携が不可欠。
 テクマトリックスが提供する「FastSeries」は、顧客情報(CRM)やよくある質問(FAQ)、業務フローなどのコンタクトセンター運営に必要な情報を一元管理する中核基盤として多くの導入実績を有している。NTTテクノクロスが提供する「CTBASE/SmartCommuicator」は、電話対応を自動化するボイスボットソリューションで、利用シーンに応じた柔軟な対話制御と外部ソリューションとの連携を可能とする拡張性を備えており高い評価を得ている。
 今回、MCPを活用して両プロダクトを連携することで、従来システムごとに個別設計・開発が必要だったAPI連携やデータ項目定義を共通化し、導入・連携にかかる工数を大幅に簡素化する。これにより、「CTBASE/SmartCommunicator」が「FastSeries」の顧客情報や応対履歴、FAQを追加開発なしで活用できるようになる。その結果、システム変更や連携開発の負担を抑えながら最新の顧客状況や日々追加される新たな顧客属性に基づき、1人ひとりの状況に応じた適切な応対を提供する。
 FastSeriesに蓄積された顧客情報や過去の応対履歴、FAQをもとに、CTBASE/SmartCommuicatorは問い合わせ内容に応じて、顧客ごとの状況を踏まえた自動応対が可能となり、CX(顧客体験)の向上に貢献する。
 生成AIの回答範囲をFastSeriesに蓄積された応対履歴やFAQに紐づけて制御することで、事実と異なる回答が生成されるハルシネーションリスクを抑制する。
 テクマトリックスとNTTテクノクロスは、今回のMCP連携を起点に、CTBASEの各ソリューションとFastSeriesの連携領域を段階的に拡張していく方針。それにより、応対品質の向上や後続業務の効率化を支援することで、コールセンター全体の高度化に貢献する。


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