〔2011/9/26〕ALBERT、「買いたいタイミングを予測」するサービス提供開始

　ALBERT（アルベルト、本社：東京都渋谷区、上村崇社長）は、顧客の行動履歴を時間軸で分析することで買いたくなるタイミングを予測、サイトの商品レコメンデーションやコールセンターでのアウトバウンド、販促メールの送信などを最適化するサービスの提供を開始した。
作れば売れたマスマーケティングの時代、多様化するユーザーニーズに合わせて作る時代から、ITの発達により、真のワン・ツー・ワン・マーケティング実現の時代に突入している。STP（セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング）マーケティングにより、最適な商品や情報を最適な顧客に届けることが実現されてきているが、膨大な情報が日々シャワーのごとく降り注ぐ情報過多な時代になり、顧客は不要な情報には見向きもしなくなっている。
レコメンデーションとは、対象者にとって価値があると思われるコンテンツ（商品や情報）をより個別的に提示することだが、いくら欲しい商品でも、欲しくないタイミングで提示されては購買意欲が湧かない。ALBERTでは、「顧客」×「商品・情報」の最適な組み合わせに、さらに最適な「タイミング」を見計らってサイトの商品レコメンデーションやコールセンターでのアウトバウンド、販促メールの送信などを実施するサービスの提供を開始した。
具体的には、過去の購買履歴を時間軸で分析することで、それぞれのセグメントの顧客が、あるイベントに対して、いつアクションを起こしたかというデータから、購買確率の高くなる時期を予測、最適な販促メールの配信タイミング、コールセンターでのアウトバウンドの施策実施タイミングのルール化を行い、ECサイトやコールセンターの支援をしていく。