〔2026/9/1〕CAC identity、AI応対品質評価「mimity」、個人情報マスキングなど大規模センター向けセキュリティ機能を提供開始

 CAC identity(本社:東京都中央区、中西英介社長)は、コンタクトセンター向けAI応対品質評価サービス「mimity(ミミティ)」において、通話データに含まれる個人情報を自動でマスキングする機能(オプション)を、2026年8月26日より提供を開始した。
 マスキングは文字起こしテキストと音声の両方に対応する。テキストは値を削除して種別を示すラベルに置き換え、音声は該当する区間のみを無音化する。本機能はmimityに組み込む形で提供するため、別の前処理ツールを実行してから改めてアップロードするといった手順は必要ない。
 あわせて、管轄するチームのデータのみを扱える権限設定を追加した。個人情報の加工とアクセス範囲の限定を組み合わせることで、高いセキュリティ要件が求められるコンタクトセンターでも、社内の基準に沿った運用がしやすくなる。
 コンタクトセンターの応対品質評価は、SVが1件ずつ通話を聴いて評価する運用が主流であり、全通話のうち評価できているのは一部にとどまる。この課題に対して、AIによる自動評価は一部門での試行から、センター全体での運用へと広がりつつある。
 mimityは、感情解析AI「Empath」と大規模言語モデル(LLM)を組み合わせ、通話の内容と声の印象の両面から応対品質を評価する。
 一方で、通話録音には顧客の氏名・電話番号・住所・契約番号などが含まれる。とりわけ金融・通信など個人情報を多く扱う業種では、このデータをどう扱うかを社内の基準に沿って説明できることが、導入検討を先へ進めるための要件となっていた。
 評価の内容そのものは評価しながら、データの取り扱いの確認で検討が止まってしまう。今回の機能追加は、この状態を解消するもの。


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