〔2026/10/21〕バーチャレクス、コンタクトセンター向け次世代AIエージェント「CC-ExpAI」音声(ボイス)版βを公開
バーチャレクス・コンサルティング(本社:東京都港区、丸山勇人社長、以下、バーチャレクス)は、コンタクトセンター向け次世代AIエージェント「CC-ExpAI(コンタクトセンター・エキスパートAI)」の、電話応対を想定した音声(ボイス)版βの提供を開始した。2026年5月に公開したチャット版βに続き、音声へと対応領域を拡張する。
あわせて、2026年8月24日に特許査定をお知らせしたCC-ExpAIの中核技術2件について、特許庁への設定登録が完了し、特許権を取得した。 取得したのは、相手や状況に応じて「どう応対するか」を制御する技術(特許第7912696号)と、音声対話において「どう話すか」を制御する技術(特許第7912704号)。このうち後者は今回の音声版βの基盤の1つ。
多くのコンタクトセンターでは、チャットと電話でそれぞれ別のシステムや別のシナリオが構築され、応対品質や判断基準がチャネルごとに異なるという課題がある。顧客から見れば同じ企業への同じ問い合わせであっても、利用するチャネルによって受けられる応対が変わってしまう状態。
CC-ExpAIは、”熟練オペレーターの思考と振る舞い”をAIに実装するという共通の設計思想のもと、チャットと音声の双方で一貫した応対を実現することを目指す。問い合わせ内容の見極め、顧客の真意の把握、解決までの対話設計といった基本的な判断は共通の仕組みで行い、発話のスピードやトーン、「間」など、チャネル固有の要素を個別に最適化していく。これは、バーチャレクスが5月に掲げた「AI-CCオーケストレーター」戦略の実現に向けた基盤となるもの。
バーチャレクスでは、音声版βについて、実際の業務環境での試験導入と共同改善に協力いただける先行導入企業を募集する。実際の問い合わせや業務フローをもとに検証を行い、その結果を音声版βの改善や実運用への適用範囲の拡大につなげていく。チャット版βと音声版βを組み合わせた検証も可能。
バーチャレクスは、CC-ExpAIを「AI-CCオーケストレーター」戦略の中核と位置づけ、AIの評価・品質保証から業務完遂の責任までを一で担うサービスの構築を進めていく。 今回の音声版βの公開と中核技術2件の特許取得を通じて、チャットから音声へと対応領域を広げ、実際のコンタクトセンター業務での検証を重ねながら、複雑・非定型・高感情な問い合わせも含め、AIが対応できる問い合わせの範囲のさらなる拡大を目指す。