〔2026/10/29〕NTTテクノクロス、「ForeSight Voice Mining」に「AIナビゲーション」機能を追加
NTTテクノクロス(本社:東京都港区、岡敦子社長)は、コールセンター向け統合ソリューション「CTBASE」シリーズのオペレーター応対支援ソリューション「ForeSight Voice Mining」に、会話内容をもとに次の応対をリアルタイムに案内する新機能「AIナビゲーション」を追加し、2026年12月より提供予定。
近年、コールセンターではAIボイスボットやFAQの活用が進み、定型的な問い合わせの自動化が進展している。一方で、オペレーターが応対する問い合わせは、契約内容の変更、各種申請手続き、個別事情を伴う相談など、複雑な確認事項や判断を必要とする用件が集中する傾向にある。
こうした応対を支援するため、従来もキーワードに連動したマニュアルやFAQを画面上に自動表示するツールが活用されてきた。NTTテクノクロスは、AIを活用したオペレーター支援機能を「ForeSight Voice Mining」に搭載し、こうした情報の提示を通じて応対を支援してきた。
一方で、表示された情報の中から「今、どの選択肢を選び、次に何を話すべきか」を判断するのはオペレーター自身に委ねられており、心理的・業務的プレッシャーとなっていた。
特に顧客ごとに条件分岐が発生する手続き業務では、この判断の難しさが確認漏れや案内ミスを誘発するだけでなく、新人オペレーターの早期戦力化の妨げとなり、育成やフォローの負担を増大させている。
こうした課題を受け、NTTテクノクロスは「ForeSight Voice Mining」に、単なるマニュアルやFAQの提示にとどまらず、会話の文脈に沿ってオペレーターの次のアクションを先回りして導く「AIナビゲーション」機能を追加した。
顧客との会話内容から用件を自動的に判定し、対応するトークスクリプトを表示する。トークスクリプト上で今、会話中の部分を色分け表示し、オペレーターが次に話すことを視覚的にわかるようにする。オペレーターは必要な案内内容を迷うことなく把握できるため、確認漏れや案内ミスを防止できる。また、業務に不慣れな新人オペレーターや、新たな業務を担当するオペレーターでも適切に応対しやすくなるため、早期戦力化が期待できる。
保留時間の削減やスムーズな問題解決を実現するとともに、オペレーターの経験やスキルに左右されることなく、どのオペレーターにつながっても質の高い応対を提供できるため、お客様満足度の向上に貢献する。
顧客のコンタクトセンターで現在利用されているExcelに記載されたトークスクリプトをそのままインポートして活用できる。そのため、新たにナビゲーション専用のコンテンツを作成する必要はない。
ForeSight Voice Miningでは、「AIナビゲーション」機能を起点に、オペレーター支援機能をさらに拡充していく。また、ボイスボットの応対シナリオの分析・改善にも活用領域を広げ、有人・自動応対の双方の高度化を進めていく。これにより、顧客が必要なときに問い合わせ先につながり、1人ひとりの状況に合わせた応対を受けられる顧客接点の実現を目指す。
NTTテクノクロスは、今後もCTBASEシリーズを通じて、コールセンター業界が抱える人材不足や応対品質の維持、顧客接点の高度化といった課題の解決を支援していく。