〔2011/10/21〕アルカテル・ルーセント、ジェネシス事業を15億ドルで売却することで、ペルミラから拘束力を伴う買収提案を受ける
アルカテル・ルーセントは、ペルミラファンドが保有する子企業から、ジェネシス事業の買収を目的とした15億ドルの拘束力を伴う買収提案を受けたと発表した。取引の完了は、2011年末から2012年初頭を予定しており、米国の対米外国投資委員会(CFIUS)による審査や、各国で必要なすべての事前の認可および協議を経る必要がある。15億ドルの購入価格については、債務現金相殺ベースにより、現金で支払われることになる。
ジェネシスの2010年の売上高は約5億ドルで、エンタープライズ向けの顧客サービス・ソフトウェアとコンタクトセンター・ソリューションの世界的リーダーと評価されている。予定される取引では、顧客などの利害関係者とのシームレスな継続性を保全するため、全世界で約1800人の従業員、経営陣、既存の事業構造が移管されることになる。