〔2011/11/15〕富士通コミュニケーションサービス、「コンタクトセンタークラウドサービス」を販売開始
富士通コミュニケーションサービスは、コンタクトセンター運営に必要なICTシステムをクラウド型で利用可能なサービス「コンタクトセンタークラウドサービス」の販売を開始した。
本サービスは、高度なセキュリティ環境で運用されているコンタクトセンターシステム(音声系システム、CRMシステムなど)を小規模センターからセンター規模に合わせた利用が可能なクラウド型サービス。同社は今後本サービスに、情報共有およびマイニングの機能を追加し、コンタクトセンターの戦略的活用の実現を支援する。
昨今、コンタクトセンターの構築にあたっては、柔軟なセンター運営を可能とするセキュアなICTシステムへのニーズがさらに高まっている。同社は自社でセンターの運営を行う、こうしたニーズを持つ企業に対して、本サービスを提供する。これにより企業は自社に最適なコンタクトセンターシステムを、自前で構築、所有せずに利用し、ICTシステムの構築・運用費用を変動費化させることが可能。
本サービスの特長は以下のとおり。
1.最新のコンタクトセンターシステムをクラウド環境にて提供
今回提供するサービスはコンタクトセンター運営で定評のある当社音声系システム(アバイア社製)、およびセールスフォース・ドットコム社の「Salesforce CRM」の機能をクラウド環境にて提供するもの。企業は最短約2週間で高品質なセンターシステムを導入し、柔軟なセンター運営を実現することが可能。
2.強固なセキュリティ環境
本サービスのコンタクトセンターシステムは、検疫システムを活用したウィルス対策などの外部からの脅威対策と、Webフィルタリング、アクセスログ・PC操作ログの採取などによる内部からの情報漏えい対策とを完備。音声系サービス、およびSalesforce CRMなどのインターネット上のサービスを利用する際にも、企業はセキュリティ対策に新たな設備投資を行うことなく、安全なコンタクトセンターシステムを利用可能。
3.豊富なアウトソーシングサービスノウハウで導入企業を全面的に支援
本サービスでは同社のコンタクトセンター運用アウトソーシングサービス提供で蓄積してきたICTシステム運用ノウハウを有した専任スタッフが、導入企業ニーズに最適なセンターの設計から運営まで支援する。さらに同社のコンタクトセンター運用アウトソーシングサービスを合わせて利用することにより、価値の高いセンター運営の実現が可能。
販売予定価格は、1万4700円からで、サービス開始予定時期は、2012年2月。