〔2011/11/15〕OKI、営業店の受電業務の集中化を実現する「EXaaS 受電集中サービス」を提供開始

 OKIは、クラウドコンピューティングサービス「EXaaS コールセンターサービス」のメニューとして、金融機関向けに「EXaaS 受電集中サービス」の提供を開始した。
本サービスを利用することで、営業店にてかかる電話をコールセンターで一括受電することにより、各店舗での電話対応業務を軽減する。また、専門オペレータが対応するため、顧客に対して満足度の高い電話対応を実現する。本サービスは、自社設備を保有せずに営業店の受電業務を集中化したい企業に向けたクラウドサービスとして、受電サービスにおける標準機能の提供だけでなく、顧客ごとの個別の業務要件にも対応する。
営業店への電話は、店舗の場所や営業時間、商品に関する問合せ、注文のほか、各種要望やクレームなどさまざまだ。対応する人はそれまでの作業を中断して電話対応を行うため、作業効率の低下や作業ミスが生じる場合があった。また、受電対応の教育を受けた専門オペレータではないため、対応に差があり、顧客満足度の低下となることが課題となっていた。
今回、提供を開始するサービスは、営業店の受電業務を一元化し、効率的かつ完結率を向上させ、専門オペレータによる高度な電話対応と統一化された対応を実現する。本サービスは、クラウドサービスとして提供するため、初期投資を抑制して導入でき、席数による従量課金制を設けることで、小規模での利用に対してもコスト負荷を軽減する。また、オプション機能として、導入実績のあるテレホンバンキング機能とテレマーケティング機能も提供する。さらに本サービスは、受電業務を代行するBPOサービスにも対応する予定。専門オペレータが受電対応することで、サービスレベルを向上するとともにお客様のご要望やクレームなどをレポートとして提供し、拡販活動や業務改善への適用を実現する。


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