〔2012/1/26〕アイティフォー、受電集中/分散が可能なコンタクトセンターシステムを販売開始

 アイティフォーは、受電集中/受電分散のコンタクトセンタシステムを汎用サーバとSIPで構築するコンタクトセンターシステムの新製品「AX-i(アクシー)」の販売を開始した。
2010年5月に大手地方銀行へSIPベースのコンタクトセンターシステムを納入以来、電話を用いる数多くの業務システムを構築してきた同社のノウハウを結集した製品。電話とコンピュータのアプリケーション連携が容易なSIPの利用に加え、同社が日本で初めて国内販売のために必要な認定を取得した業界最安値のネットワーク中継機器、アドパック社製メディアゲートウェイ「AP-MG3000」および、独自開発した「AX-iコンタクトセンターソフト」を組み合わせることで、受電集中、受電分散のシステムを低価格、低ランニングコストに加え、業務アプリケーション込み2~3カ月という短納期で提供する。
同ソフトは、サーバソフト、スーパーバイザーソフト(状態監視、実績管理、通話モニタ、録音再生)、エージェントソフト(電話の接続や解放など呼の制御、録音、呼の接続履歴情報の生成)の3つで構成される。これらを利用することで、システム構築に要するコストと時間を削減できる。
AX-iの価格は、10席のコンタクトセンターの場合、一式で800万円から。同社では、今後1年間で30セットの受注を目指す。


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