〔2012/2/7〕サービス産業生産性協議会、2011年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第3回調査結果発表

 サービス産業生産性協議会は、「JCSI(日本版顧客満足度指数:Japanese Customer Satisfaction Index)」の2011年度第3回調査を実施、その結果を発表した。
対象となったのは、9業界(百貨店/家電量販店/旅行/フィットネスクラブ/銀行/生命保険/損害保険(自動車、住宅・火災)/証券/オフィス向けコピー・プリンター)における110社。業界中央値(各業界で調査対象となった企業を順番に並べた際、ちょうど中央に位置づけられる企業の点数)の比較において、全業界で前年度調査の結果を上回った。また、継続調査対象102社中84社の満足度が向上している。
各業界の顧客満足度1位は以下の通り。
(1)百貨店:伊勢丹、(2)家電量販店:ヨドバシカメラ、(3)旅行:一休.com、(4)フィットネスクラブ:メガロス、(5)銀行:住信SBIネット銀行、(6)生命保険:都道府県民共済、(7)損害保険:チューリッヒ保険、(8)証券:松井証券、(9)オフィス向けコピー・プリンタ:富士ゼロックス。
本調査は、統計的な収集方法による総計10万人以上の利用者からの回答をもとに、日本の幅広い産業をカバーした日本最大級の顧客満足度調査。年間32業界・350社以上の調査を年4回に分け実施している。「顧客の評価を起点とした業界を超えた競争」を促すことで、より高い付加価値や顧客満足を高める経営が日本全体に広がり、日本企業の成長と国際競争力の強化に役立つことを狙いとしている。


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