〔2012/3/27〕NTT西日本など、電話相談サービスなどシニア向けコミュニケーションサービス実現へ共同検討

 NTT西日本、NTT番号情報、NTTマーケティングアクト、kikiwell、マミオンは、電話によるお話し・相談サービスといきいきとした暮らしを実現するためのサポートサービスによる新たなシニア向けコミュニケーションサービスの実現に向けた共同検討を開始することで合意した。
現在、我が国は5人に1人が高齢者という社会に突入し、2055年には国民の2.5人に1人が65歳以上の高齢者になると推計されており、高齢化に併せて「無縁社会」と呼ばれる「地域コミュニティや家族間の絆の分断」が、今後ますます社会問題となることが想定される。そのような社会においては、健康で、楽しく、充実した人生を送れるように、「絆を増やすこと」「毎日の活力を提供する」ことをコンセプトにした商品・サービスを提案・提供していくことが、企業が担う社会的責任と考えられる。そこで、光ブロードバンドサービスを活用した豊かな生活を実現する「家まるごとデジタル化」(以下、「家デジ」)構想にもとづくコミュニケーションサービスを展開するNTT西日本と、コールセンター事業を展開するNTT番号情報、NTTマーケティングアクト、お話しサービス事業を展開するkikiwel、シニア向けマーケティング事業を展開するマミオンの5社にて、新たなサービス検討していくという。
2012年4月2日より、NTT西日本およびNTT番号情報にて、共同実証トライアルを開始する。実際に話を聞くプロによるお話しサービス「あなたのでんわ」を利用したときに、シニア向けお話し・相談サービスおよび生活支援事業者のサービス内容のご案内に関する技術検証、ユーザー受容性、ビジネス性を調査する。また、利用者に対してアンケート調査を行い、お話し・相談サービスなどに関するニーズの把握や受容性の検証を実施する。本トライアルは、NTTマーケティングアクトからオペレーターの派遣、kikiwellから傾聴ノウハウの提供、マミオンからシニア向けマーケティング施策の企画、立案ノウハウの提供を受けながら進めていく。


PAGE TOP