〔2012/4/10〕コアックス、日本初、圏外などのガイダンスを識別し、高い発信効率を実現できるプレディクティブダイヤラーを開発

 コアックス(本社:東京都豊島区、山出晋社長)は、同社が提供する「ブレケケ・アウトバウンドダイヤラー」に圏外など発信中止理由の自動判別機能を搭載した新バージョンの販売を開始すると発表した。2012年6月1日よりソフトウェアパッケージ販売とサブスクリプションによる提供を開始する。
ブレケケ・アウトバウンドダイヤラーは、ブレケケ・コンタクトセンター・スイートのオプションとして提供するアウトバウンドダイヤラーパッケージ。2010年2月より販売を行っている。プレディクティブコール、プログレッシブコール、プレビューコールおよび自動音声アウトバウンドのすべての発信モードをサポートしている。新バージョンではガイダンス音声を識別することで、無効電話番号や圏外の判定を行う。架け先の携帯電話事業者が違っても正しく判別可能。また無効電話番号と再発信が必要となる電源断・圏外の電話番号を区別して再発信が必要な場合のみ再発信を行う。また、発信効率のアップだけでなく、発信できなかった電話番号の理由確認もできる。
アウトバウンドダイヤラーは効率アップのために使用されていない無効電話番号や電源断・圏外にある電話番号を適切に判定することが求められいる。ブレケケ・アウトバウンドダイヤラーには、従来のバージョンから国際規格ITU-T Q.850対応機能が備わっており、IP回線を使用してもISDN回線と同等の判定能力がある。しかし、ISDN回線の理由コードは電話事業者毎に違った解釈で利用されている場合がある。そのため番号ポータビリティの実施以降、正確な切断理由判定ができなくなっており、プレディクティブダイヤラーを利用する上での課題になっていた。


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