〔2012/4/11〕アジャイルメディア・ネットワーク、ユーザーローカルと「Social Insight」の販売・活用支援で提携
アジャイルメディア・ネットワーク(東京都渋谷区、徳力基彦社長、以下、AMN)は、早稲田大学発の技術ベンチャーであるユーザーローカル(東京都新宿区、伊藤将雄社長)が提供する複数のソーシャルメディア(SNS)を横断的に分析・管理するツール「Social Insight」の販売・活用支援で提携した。
さらに、AMNではツールの販売にとどまらず、Social Insightで得られた発信者データを、AMNの分析ツール「ユーザーチャート」などを活用し人物軸で分析した「アンバサダーレポート」の提供を開始する。AMNでは、企業にとってソーシャルメディア上での傾聴の重要性が日々強くなってきている状況に対応して、これまでソーシャルメディア上の言及状況を俯瞰的に分析し、企業のマーケティング活動の参考となる「ソーシャルメディア傾聴リサーチ」の提供を行ってきた。その実績のなかで、今後は俯瞰的な言及状況だけにとどまらず、どのようなユーザーが情報発信し、その影響力まで把握することで、企業がより効果的にソーシャルメディア上でのコミュニケーションを実現できると考えた。そこで、日頃からソーシャルメディア上で自社の製品やブランドについて言及している人達を「アンバサダー」と定義し、自社のブランドやサービスにとってのアンバサダーが誰なのかを可視化して、ソーシャル上でのツールごとの影響力や発言傾向などを人物軸でレポーティングするアンバサダーレポートの提供に至った。
AMNでは、Social Insightのデータを、AMNが開発し先日リリースしたソーシャルメディア上の影響力を測定するユーザーチャートを活用するなどして発信者軸で分析したアンバサダーレポートを提供するだけでなく、これまで培ったAMNのソーシャルメディアコミュニケーション支援ノウハウとソーシャルインサイトのコミュニケーション管理機能を活用することで、特定したアンバサダーとのコミュニケーションの支援も行っていく。