〔2012/7/10〕TMJ、東京大学の産学ネットワーク「ジェロントロジー」に参画し超高齢社会におけるコンタクトセンターのあり方に関する研究開発を実施
TMJ(本社:東京都新宿区、林純一社長)は、2011年より東京大学の産学ネットワーク「ジェロントロジー」に参画し、来るべき超高齢社会におけるコンタクトセンターのあり方について、研究開発を進めている。
「ジェロントロジー(老年学)」とは、高齢者や高齢社会の諸問題を解決するために生まれた学際的学問。東京大学では、2008年度より学際横断型教育プログラム「ジェロントロジー」を国内で初めて設置し、高齢者や高齢社会の諸問題に関する学際的な知識を有する学生の育成に務めるとともに、2009年4月には、高齢社会の多目的研究を目的とする総長室直属の組織、「高齢社会総合研究機構」を設置。日本国内から40社以上の企業が参加し、高齢社会における課題の洗い出し、社会システムのあり方などを検討し、新たな産業を作り出すことを目指して活動している。
具体的な活動内容は、以下のとおり。
東京大学の産学ネットワーク「ジェロントロジー」への参画
高齢者の生活ニーズ・ライフデザイン研究において、高齢社会のさまざまな課題の解決、具体アクション(シルバーイノベーション)をテーマに多様な業界の参画企業とともに検討していく。
高齢者向けオペレーションの開発
コンタクトセンターで急速に拡大する“シニア顧客の応対”に関し、高齢者研究・運営現場からのベストプラクティスなどをもとに、“あるべき応対”を確立させ、シニア顧客の満足度を高め、クライアント企業のビジネスへ貢献するコンタクトセンターオペレーションの開発につなげていく。
クライアントとの共同研究
今後は、クライアント企業と共同で、個々の事業環境に対応したコンタクトセンターの“品質”や“オペレーション”の研究開発にも取り組んでいく予定。