〔2012/7/25〕ベリトランス、「IVR(音声自動応答)決済ソリューション」の提供を開始

 オンライン決済ソリューションを提供するベリトランス(本社:東京都港区、沖田貴史社長)は、業界で初めて、コールセンターベンダーやコールセンターを併設する通販事業者向けに、IVRによる決済サービスの提供を開始した。
 一般的なコールセンターでは、電話口で消費者がクレジットカードでの決済を希望した場合、オペレーターが消費者から直接聞き取ったクレジットカード番号をPC に手作業で入力している。この過程で消費者のカード情報を保管するため、カード情報の漏えいリスクをはらんでいる。また、カード情報の入力作業が人に依存するため、誤入力によるトラブルやオペレーターによる不正利用リスクもある。
 今回ベリトランスが提供を始めたIVR(音声自動応答)決済ソリューションは、コールセンター業務におけるこうした既存の決済フローが内在するリスクの低減を目的として開発したASP サービス。本サービスをコールセンターに導入した場合、消費者が電話口でクレジットカード決済を希望すると、オペレーターから自動音声に切り替わり、消費者自身がカード番号を入力し決済を完了させることが可能になる。このため、カード番号を誤入力する可能性が低いうえ、カード情報が本人以外に伝わる心配がない。また、消費者のカード番号はベリトランスのセキュリティ環境の整ったサーバで保管するため、通販事業者はカード情報を保管する必要がない。本サービスの導入によりコールセンターを併設する通販事業者は今まで負ってきたカード情報漏えい、誤入力、不正利用に関するリスクを大幅に低減できる。


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