〔2008/11/22〕マクロミル、新しいASP型テキストマイニングサービスにプラスアルファ・コンサルティングの「見える化エンジン」を採用

 プラスアルファ・コンサルティングは、ネットリサーチ最大手のマクロミル開始する、ネットリサーチで収集した文章形式の自由回答をWeb 上で手軽かつ直感的にテキストマイニングできる新しいサービス「Quick-MINING ASP」に、テキストマイニングシステム「見える化エンジン」を採用したことを発表した。
近年、多様化する消費者のニーズを探るために、積極的にアンケートを利用し調査を行う企業が増えている。なかでもネットリサーチは、従来の郵送型の調査に比べ、質・量ともに豊富な情報を集めやすい傾向にあり、より消費者の本音を引き出しやすいと注目されている。しかし、文章形式で記述された自由回答の定量化・視覚化は手間がかかり、分析を行う際には高額なテキストマイニングツールの導入を行うか、手作業で読み込む必要があった。また、ツールを利用した場合にも辞書登録・設定の手間がかかる、有効な分析を行うには専門知識やソフト利用方法の習得が必要
といった理由から、アンケートのテキストマイニング活用は一部の企業に限られていた。
そうした中、ネットリサーチ最大手のマクロミルでは、手軽に自由回答を分析したいというクライアント企業のニーズの高まりに応えるため、マクロミルの実施するリサーチメニュー全般に利用可能な汎用テキストマイニングサービス「Quick-MINING ASP」を開始した。見える化エンジンは、コンセプトでもある直感的に理解できる操作性と、専門知識がなくても理解できるアウトプットが決め手となり、サービスの核となるシステムとして採用されることになったという。今回のサービスは、これまでテキストマイニングの利用経験がなかったネットリサーチユーザに対しても広く活用されるよう、アンケートの自由回答分析に有効な機能を拡張するなど、見える化エンジンをマクロミル仕様にカスタマイズしている。


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