〔2012/10/10〕収納代行サービス大手の電算システムがリンクのクラウド型のBIZTELコールセンターを導入

 リンク(本社:東京都港区、岡田元治社長)のクラウド型コールセンターシステム「BIZTELコールセンター」が、収納代行サービス大手の電算システム(本社:岐阜県岐阜市、田中靖哲社長、以下:DSK)に導入された。
 DSKは、コンビニで各種料金の支払いが行える「コンビニ収納代行サービス」のシステム構築・運用を行っており、「店舗に支払い窓口を設けたいコンビニ」と「収納代行サービスを利用したい企業」の間を取り次いでいる。また、消費者に素早いレスポンスと高い利便性を提供するため、一部のコンビニチェーンからは、収納代行サービスに関する店舗からの問い合わせ窓口業務も請け負っている。しかし、案件を受託する度にコールセンター用の新たな電話回線を引く必要があったため、工事や設定作業にかかるコストと時間が大きな負担となっていた。
 初期費用10万円という低コストと最短5営業日という短納期により、同社コールセンター運営の課題だった「導入コスト」と「構築期間」の両方を同時に解決できる点が、BIZTELコールセンターの導入の決め手だった。また、受託案件ごとに追加料金なしで新たなコールセンターを構築することができる「マルチテナント」に標準対応していたことも、大きな判断材料となった。
 通話料をはじめ、運用コストが大幅に削減できたほか、新たなコールセンター(テナント)をいつでも追加することができる利便性により、個々のコールセンター案件への対応スピードや柔軟性も大幅に向上した。何より、これまではコストや時間の問題で断らざるを得なかった案件が受託できるようになったことで、同社のサービス力の底上げにも貢献している。また、インターネット回線さえあれば利用できるクラウド型のメリットを生かし、新事業の立ち上げや組織改編にあたって、社内のレイアウト変更が容易に行えるようになる。


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