〔2012/10/31〕KDDIウェブコミュニケーションズ、クラウド電話 API サービスにおいて、米国Twilio社との業務提携

 KDDIウェブコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区、山瀬明宏社長)と、米国Twilio社は、Twilio社が提供するクラウド電話API「Twilio」(トゥイリオ)の日本でのサービス提供を目的とした業務提携を締結した。
 KDDIウェブコミュニケーションズでは、2012 年 4 月より、クラウド電話 API「boundio」を提供している。boundio は、インターネット上から電話をかけることができる、クラウド電話API 。公開されたAPIをウェブサイトやアプリケーションなどに実装するだけで、050番号による電話発信やアップロードした音声を再生する再生機能、テキスト文字列を音声ファイルに変換できる音声合成機能など、さまざまな機能が利用できるようになる。
 このクラウド電話 API分野で、米国で圧倒的な認知を有し成功を遂げているのが、Twilioだ。2008年に米国サンフランシスコで創業し、利用開発者数15 万人を誇る、今米国で最も注目を集めるインターネットサービス。Twilioは、アウトバウンド、インバウンドのほかに、ネットワークを通して音声データを送受信するVoIPやSMSの機能を有し、これら機能すべてを1つのプラットフォームとしてクラウド化し提供している。
 KDDIウェブコミュニケーションズとTwilio社が業務提携を締結したことにより、KDDIウェブコミュニケーションズがTwilioの日本での独占販売を行う。提供するサービスは、Twilioの提供するすべての電話クラウドAPIサービス。KDDIウェブコミュニケーションズは、boundio で培ったクラウド電話APIのノウハウを基に、サービス提供に必要な各種設備や日本国内の電話キャリアとの接続を行う。なお、正式なサービス提供の開始については、来春を予定している。


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