〔2012/10/31〕NTTアドバンステクノロジ、多言語対応によりコンタクトセンターのグローバル対応を支援するMatchContactSolution ver.4販売開始
NTTアドバンステクノロジ(本社:東京都新宿区、花澤隆社長)は、コンタクトセンター向けソリューション「MatchContactSolution」に、日本語以外の英語、中国語、スペイン語などをはじめとする多言語への対応機能を追加した新バージョンver.4の販売を開始した。
MatchContactSolutionは、Eメール/Web/電話でコンタクトセンターに寄せられる問い合わせに対し、言語処理技術を活用することでエージェント(オペレーター)対応を効率化し、品質向上やコスト削減を実現するシステム。本バージョンでの多言語対応機能の追加によって、グローバルビジネスの広がりにより、日本国内だけにはとどまらなくなったコンタクトセンター業務にも対応できる。
同社では、NTT研究所の先進の言語処理技術を活用し、2000年からコンタクトセンター向けソリューション「MatchContactSolution」を販売している。本製品は、EメールやWeb、電話での問い合わせ内容と回答を一元管理し、言語処理技術による回答案の推奨メールを検索表示や、キーワードなどでの検索ができ、エージェントの応対品質向上、対応時間短縮によるコスト削減、さらには、エージェントを通さずに顧客自身でのWeb閲覧による問題解決を支援する。導入実績は、金融業やメーカー、流通・小売業、最近では自治体など多業種にわたり、同社は、システムの提供だけではなく、コンタクトセンターそのものの構築にも携わってきた。
近年のグローバルビジネス拡大の背景を受けて、今回発売する新バージョンでは、言語処理技術の優位性を生かして日本語以外の言語にも対応する。本機能によって、海外拠点にコールセンター設立を検討している企業だけでなく、国内に居住する外国人からの問い合わせへの対応を迫られる企業や自治体での活用など、更なる応対品質の向上と効率化をサポートする。