〔2012/11/5〕OKIソフトウェア、伊藤忠アーバンコミュニティのコールセンターにIPコンタクトセンターCRMシステムを納入

 OKIグループのソフトウェア開発・SIサービス会社であるOKIソフトウェア(本社:埼玉県蕨市、田井務社長、以下OSK)は、伊藤忠アーバンコミュニティ(本社:東京都中央区、猪熊茂男社長)の居住者向けコールセンター「アイフロント24」の受付センターに、OKIのコールセンターシステム「CTstage5i」とOSKの統合型CRMシステム「enjoy.CRM Ⅱ」ヘルプデスクテンプレートを組み合わせたIPコンタクトセンターCRMシステムを納入した。
 伊藤忠アーバンコミュニティは、伊藤忠グループのオフィス・住宅の総合サービス企業として「『ありがとう』があふれてる会社」という経営理念のもと、顧客に満足していただけるオフィスビル・マンション管理、プロパティマネジメント、居住者向けライフサポートなどを提供している。居住者向けライフサポートのメニューの1つとして、顧客からの問い合わせをコールセンター「アイフロント24」で24時間365日、受け付けている。
 伊藤忠アーバンコミュニティは、「アイフロント24」での顧客満足度向上および業務の効率化を図るため、新たなシステムの導入を検討した結果、OSKの提案するIPコンタクトセンターCRMシステムの採用を決定した。
 今回、導入したシステムは、顧客情報を保持している基幹システムと連携することにより、電話受付時に居住者情報や過去の対応履歴を自動表示できるようになり、受付にかかる時間の短縮を図ることができた。また、これまで主に紙ベースで行ってきた社内の情報共有は、システム上で行うことが可能となり、ペーパーレス化と業務の効率化が実現でた。業務拡張などで頻繁に発生する受付画面の項目変更については、enjoy.CRM Ⅱのカスタマイズ機能により、コールセンター管理者自身で容易に行うことができ、システム改修が不要となる。
 さらに、伊藤忠アーバンコミュニティでは、業務拡大により他社のコールセンター受付業務の受託も行っているが、enjoy.CRM Ⅱのマルチテナント機能により、複数のコールセンターの受付業務を1システムに集約できる。受託を拡大していく場合でも、システム投資を抑制しつつ、多種多様なサービスを提供することができる。


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