〔2013/2/27〕トッパン・フォームズ、BPO事業の新拠点「日野センター」を着工

 情報管理ソリューションのトッパン・フォームズは、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)事業の新しい拠点となる「日野センター」を、当社の創立50周年記念事業の一環として旧日野工場の跡地を利用して建設すると発表した。着工は3月5日、竣工は10月の予定。
 旧日野工場は、トッパンフォームズ創立の1965年7月に稼働し、ビジネスフォームやデータ・プリント・サービス(DPS)の中核工場としての役割りを果たしてきたが、生産能力増強のため2010年10月に東京都八王子市に移転した。現在、滝山工場として順調に稼働し、DPSの一貫製造体制確立を目指している。滝山工場はさらなる拡張のため、2013年7月の稼働に向けた第二期工事が進行中。
 近年、企業競争力の強化を目的に、業務の一部を外部委託することで生産性を向上する方法として、BPOの活用が進んでいるが、同社においてもDPS事業の周辺事業としてのBPO事業は順調に拡大しており、より高いレベルでのサービス提供のため、インフラ強化が求められていた。
 日野センターが建設される東京都日野市は、交通の利便性に優れており、都市型BPOセンターとしてDPS事業の前工程および後工程である書類の受付、審査、データエントリーなどの作業や、返信物のスキャニング、コールセンター業務などの作業を請け負うBPO事業の拠点となる。現在BPOセンターとしては潮見センターがあるが、その約3倍のスペースを確保することで、今まで以上に企業の要望に合わせたきめ細かなサービス提供が可能となる。また、DPSの滝山工場とBPOの日野センターは、近い立地環境にあり、受託案件の作業内容、オーダー情報の共有、さらには人員の流動化などを実施することで、より柔軟性のある信頼性の高い製品・サービスの提供が可能となる。


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