〔2009/2/3〕CTU、隠岐の島にコールセンター新設へ

 ソフトウエア開発のCTU(島根県隠岐の島町有木月無、村上明久社長)は、同町城北町にコールセンター新設を決め、島根県庁で立地に関する覚書に調印した。センター開設後、3年間でオペレーターやシステム開発者など57人の新規雇用を予定する。隠岐地域での計画認定は、1992年の県企業立地促進条例施行以来初めて。
同社は2001年に設立。インターネットを使ったホテルのフロント業務に関するシステム開発を主に手掛け、ビジネスホテルの全国チェーンなどと取引している。同社が独自開発したシステムは、部屋予約だけでなく顧客管理や会計、室内清掃の状況などをリアルタイムで把握できるのが特徴。コールセンター事業ではこのシステムを活用し、取引先の各ホテルの予約業務を一括して請け負う。
計画によると、約1200平方メートルの借地に鉄骨2階建て約630平方メートルのコールセンターを新設。今春着工し、6月の事業開始を目指す。投資額は1億1500万円。工事が事業開始に間に合わない場合は、隠岐空港の旧ターミナルビルを一時的に借り仮操業するという。


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