〔2013/4/16〕ビジコム、山口県岩国市にコールセンターを新設するために市と進出協定締結
流通管理システムメーカーのビジコム(本社:東京都文京区、中馬浩社長)は、岩国市と進出協定を結んだ。同市麻里布町に、顧客サポート用のコールセンターを7月に開設。8人を新規採用し、2015年には約30人の雇用を目指すという。
センターは、JR岩国駅近くのビルを買収して、改装して設置。人材育成の拠点にする。投資額は約1億2000万円。同社は、パソコンを使ってバーコードを読み込み、顧客や在庫の管理をするPOS(販売時点情報管理)システムに強い。専用機より安価なシステムで業績を伸ばし、アパレル、産直など多様な専門店に約1万セットを納入。タブレット型の小型システムでの事業拡大を目指しており、人件費など投資費用が抑えられる岩国市にセンターを新設し、本社と大阪支店のコールセンター機能の集約を図る。