〔2009/2/22〕日立ソフトウェアエンジニアリング、コールセンターとフィールドの連携ソリューションを提供開始

 日立ソフトウェアエンジニアリングは、外出している営業担当者やフィールド業務担当者とコールセンターとの効率的な連携を可能とするソリューション「CallFrontierX」の提供を開始した。
CallFrontierXは、バーチャレクス・コンサルティングのコールセンター向け顧客管理ソフト「inspirX Communication」(inspirX-C)に、日立ソフトの製品/サービスを連携させたソリューション。日立ソフトのモバイル端末向けアプリケーション部品群で開発した携帯アプリケーションと連携することで、コールセンターからフィールド営業担当者に携帯メールを通じて問い合わせ案件を引き継ぎ、営業担当者は出張先から受け持ち案件のチェックや作業完了報告を行うことが可能になる。また、日立ソフトの地図情報/航空写真配信サービス「piXterra」をinspirX-Cと連携させることで、コールセンターのオペレーターが地図情報を活用した応対を行うことが可能となる。例えば、問い合わせた顧客の住所に近い営業所の地図を送付することや、サービス提供エリアを地図で表示しながら応対することで、よりきめ細かい顧客対応が可能となる。
このように、日立ソフトのソリューションや製品/サービスを組み合わせることで、コールセンターの付加価値を向上させることができる。既存の業務アプリケーション/基幹システム/ERPなどと親和性を保ちながら、コールセンター業務基盤を構築する。今後は、日立ソフトの情報漏洩防止ソリューション「秘文」やエイケア・システムズのメール配信ソフト「MailPublisher X」などの製品との連携も予定している。

 


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