〔2013/7/24〕インヴェンティヴとベルシステム CMRとコールセンター活用したプロモーション支援を開始
総合CROで、医薬・医療分野に特化したコールセンター業務を展開するベル・メディカルソリューションズと、CSOのインヴェンティヴ・ヘルス・ジャパンは、医薬品のプロモーション支援サービスを共同で提供することに合意し、同日からサービスを開始したと発表した。コントラクトMR(CMR)の活用やコールセンター業務のアウトソーシングにあたり、製薬企業ではそれぞれ別々の企業と契約するケースが少なくないが、ベルメディカルとインヴェンティヴでは、1社に発注したらコールセンターとCMRの両方のサービスを受けられることになる。コールセンターとCMRで情報共有もする。
今回、共同で提供するサービス名は「MR-Effect」。両社は主な活用事例として、自社MRでは対応困難なエリアの医師や薬剤師をCMRとコールセンターでカバー。先発企業ではリソースをかけなくなっている長期収載品のプロモーションにおける調剤薬局対応をCMRとコールセンターで実施などを挙げている。また、両社は、製造販売後調査における包括支援サービスも共同提供することも発表した。インヴェンティヴが調査説明や登録票や調査票の回収、照会事項対応などを行い、ベルメディカルが契約書作成や症例登録、データマネジメントなどの事務作業を担当する。