〔2009/3/10〕マクニカネットワークス、イー・モバイルへ統合サービスデスクツールを提供

 ネットワーク機器の輸入、開発、販売を手がける マクニカネットワークスは、イー・モバイルへ米国ヌマラ・ソフトウェア社製統合サービスデスク/ITサービスマネジメントツール「Numara RapidTracker(ヌマラ・ラピッドトラッカー)」を提供したことを発表した。
イー・モバイルでは、ユーザーに提供しているメールサービスシステム、コンテンツ配信システムなど、多種のサービスシステムの運用管理を行っている。同社では、これらのシステムで発生するインシデント(問い合わせ)に対して、迅速かつ正確に対応するための社内ユーザー向け統合運用監視システムを構築するにあたり、運用プロセスで発生する進捗管理を一元化するために、ワークフロー機能の組み込みを検討していた。そこでイー・モバイルは、構築中の運用監視システムの3系統のワークフローエンジンとして、Numara RapidTrackerを採用した。
Numara RapidTrackerは、電話、Eメール、Webおよび監視システムなどから届くインシデントを一元管理し、サービスデスク内での情報共有を可能にして、サポートプロセスの標準化および自動化を支援する。
構築中の運用監視システムに組み込みやすいオープンソースの製品であること、動くものをベースに自社環境に合わせてカスタマイズできるため開発が柔軟かつ短期間で行えること、そして他社製品と比較して高いコストパフォーマンスという3点から、Numara RapidTrackerが採用された。また、導入効果として、Numara RapidTrackerで実現したワークフローを利用することで、帳票や表計算シートなどがなくても進むべき手順を間違えることなく進め、そのプロセスもすべて履歴に残せることから、システム監査の対応や、毎月の作業報告などにも役立っているという。


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