〔2013/8/27〕トランスコスモス、エヌビーアイより大阪事業本部のデータ入力受託業務を譲り受け

 トランスコスモスは、エヌビーアイ(本社:東京都千代田区、三浦靖治社長)と、エヌビーアイの大阪事業本部のデータ入力受託業務の事業譲渡に関する契約手続きを、2013年7月31日に完了したと発表した。
 エヌビーアイは、2003年4月に日商エレクトロニクスにより、各種業務改革やデータサービスを中心としたBPOサービスを提供することを目的に100%子会社として設立され、主に銀行および生損保業界に対してサービスを提供している。今回、譲渡契約した事業はエヌビーアイ大阪事業本部で対応しているデータ入力受託業務。
 今回の事業譲渡により、大手生命保険会社をはじめとする、エヌビーアイ大阪事業本部のデータ入力受託業務における既存取引顧客との契約および業務リソースを、トランスコスモスに移管した。トランスコスモスは、得意とするサービス運用に加え、エヌビーアイが蓄積した当該業務における保険会社対応のノウハウを吸収することにより、保険業界が求めるアウトソーサー対応力を高める。
 トランスコスモスの保険業界への実績は、重要度の非常に高い支払請求業務における診断書入力や契約申込書入力をはじめ、申込から審査・登録・不備処理・書類発送に至る一連の事務処理など多岐にわたり、生命保険、損害保険、共済各社に提供していく。
 今後、トランスコスモスと日商エレグループが協業することにより、契約申込、保全、支払という保険業界特有の契約に関わる業務に対し、日商エレが多数の導入実績をもつBPM(Business Process Management)ツールやイメージワークフローツールなど、システム面ならびに運用面で対応が可能になり、より幅広くオフサイトやオフショアを活用した品質の高いサービスを各保険会社に提供可能となる。


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