〔2013/9/13〕ウイングアーク、テキストデータを定量化して分析できるハイブリッドOLAP分析ソリューションを提供開始

 ウイングアーク(本社:東京都渋谷区、内野弘幸社長)は、BIツール「Dr.Sum EA」のオプションとして、数値データとテキストデータのハイブリッドOLAP分析ソリューション「Dr.Sum EA TextOLAP」の提供を開始した。価格は100万円から。
 Dr.Sum EA TextOLAPは、定量化が難しいとされるテキストデータを簡単な操作で定量化し、数値レベルでの分析を可能にするソリューション。まず、Dr.Sum EA にインポートしたテキストデータを、Dr.Sum EA TextOLAPが意味のある単語へ自動分割。分割処理後の各単語(形態素)をユーザーが任意にグルーピングして、意味のある集計単位(カテゴリグループ)を設定する。そして、設定されたカテゴリグループごとにテキストデータを集計することで、定量化したレポートとして表現できるようになるという。
 また、「Dr.Sum EA」のユーザーインターフェイス製品である「Dr.Sum EA Datalizer」を利用すれば、作成されたグルーピングを使用して、数値データとテキストデータの集計結果を組み合わせた分析を行えるとのこと。数値データとテキスト集計データの相関について、素早く確認できるほか、1画面にまとめて表示し、ドリルダウンやドリルスルーによって詳細を確認するといった使い方にも対応する。
 これらの機能により、社内に蓄積された「評価、アンケート、苦言、口コミ」などのテキストデータから、傾向、状況、原因の把握を行って、業務の改善、商品・サービスの品質向上や商品企画の開発などに生かせるようになる。具体的には、コールセンターでの問い合わせ分析や、アンケートの自由記入欄のテキストデータ分析、業務日報の分析などが行えるとしている。


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