〔2013/10/22〕ALBERT、クラウド型統計解析プラットフォームを提供開始

 ALBERT(本社:東京都渋谷区、上村崇社長)は、独自開発のプライベート・データマネジメントプラットフォーム「smarticA!DMP(http://www.albert2005.co.jp/solution/DMP.html)」と、NTTデータ数理システム
が提供する汎用データマイニングシステム「Visual Mining Studio」(http://www.msi.co.jp/vmstudio/を連携することで、クライアントのデータサイエンティストがアドホックに統計解析を行い、その結果をマーケティング施策に活用することができるプライベートDMPを、クラウドベースで提供するサービスを開始した。
 ビッグデータがトレンドワードになり、企業に蓄積される大量データを分析してマーケティングに活用する機運が高まる中、ALBERTでは独自開発の「smarticA!データマイニングエンジン」と「smarticA!キャンペーンマネジメント」を組み合わせて構築するプライベート・データマネジメントプラットフォーム「smarticA!DMP」を提供してきたた。ALBERTが提供する「smarticA!データマイニングエンジン」は、DWHに蓄積された大量データを自動的に解析し、「smarticA!キャンペーンマネジメント」と連動してマーケティング施策を自動実行することができる。このようなマーケティングオートメーションの実現と並行して、DWH内の大量データを自社のデータサイエンティストがアドホックに分析するための環境が欲しいという声が多くあった。今回ALBERTではこういった企業のニーズに応えるべく、データマイニングにおけるデータの前処理から高度な分析までを手軽に実行できる汎用データマイニングツール「Visual Mining Studio」を「smarticA!DMP」の中に取り込み、月額料金で利用することのできるクラウド型の統計解析プラットフォームとして提供する。
 さらにこの統計解析プラットフォームには、ALBERT独自開発ビッグデータ対応のクラスター分析アルゴリズムを搭載している。 また、ALBERTのデータサイエンティストが同じ環境にアクセスし、データの分析方針や手法選択のアドバイザリーの他、データの前処理や分析をサポートするサービスも同時に提供する。これにより企業は、“プラットフォームを導入したが使いこなせない”といったリスクを回避しながらも、自社のアナリストへのノウハウの蓄積とスキルアップを図ることができる。
 ALBERTではこれまでも「データサイエンティスト養成講座」の提供など、国内のビッグデータ活用の環境向上に努めてきた。今後は企業に統計解析プラットフォームを構築するサービスを加えることで、データサイエンス領域におけるインフラ環境の充実とデータサイエンティストの育成に貢献しいく。


PAGE TOP