〔2009/3/31〕イオングループとドコモ、携帯電話を活用したワン・ツー・ワン・マーケティングの新会社設立

 イオンとエヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下:ドコモ)、イオンクレジットサービスは、携帯電話を活用したワン・ツー・ワン・マーケティングを実施する新会社「イオンマーケティング」を今年5月に設立すると発表した。資本金8億円で、出資比率は、イオンが51%、ドコモ29%、イオンクレジット20%。
新会社は、イオングループのマーケティングを実践する機能会社で、先進的なモバイルCRMを実践する会社として事業運営を行っていく。新会社では、イオングループの商品・売場・サービスと、ドコモの行動支援サービスを融合し、携帯電話による先進的なプロモーション活動を実施する。さらに、新会社をイオングループの顧客マーケティング情報センターと位置づけ、イオングループで横断的に共通利用できる顧客マーケティング情報データベースを構築し、イオングループの顧客洞察力を飛躍的に高める。
新会社は、新たにイオンモバイル会員を募集し、ケータイメールやモバイルサイトを通して、顧客1人ひとりの嗜好や、ライフステージ、ライフスタイルに合わせた商品や売場の情報を提供し、顧客にとってより便利なショッピングを提案する。また、イオングループ各社を中心に、顧客情報と店舗POSデータの統合分析サービスを提供するといった取り組みで、プロモーション効率向上、店舗の集客と買上率の拡大、商品・売場・サービスの改革、グループ横断的な情報提供などの効果を追求する。
今後の取り組みとして、イオングループの既存モバイル・インターネット会員と統合し、ノンストア事業を強化拡大し、嗜好やライフステージだけでなく、顧客の位置情報に応じたタイムリーなマーケティングを行い、利便性を提供と携帯電話の新サービス・新機能を積極的に活用することによる売場・サービスの改善を行う。


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