〔2013/11/11〕NTTアイティ、コールセンターの通話をテキストデータベース化するソリューションを発表

 NTTアイティは、音声認識から検索、編集、チューニングまでをワンストップで処理する統合環境「SpeechRec Plus」を発表した。12月中旬より販売を開始する。
 SpeechRec Plusは、従来個別に提供していた音声認識ソフト「SpeechRec」、検索・編集ソフト「CallExplorer」、チューニングソフト「ResourceTuner」を統合したもの。NTT研究所が開発した高精度の音声認識エンジン「VoiceRex」を採用し、誤認識部分のテキスト修正などの簡単な操作で、自動的に認識モデルをチューニングする機能を搭載している。
 Webブラウザや通話録音装置などから入力された音声データは、音声認識部でテキスト化されDB部に格納。音声認識結果は、編集/書き起こし部で誤認識などを適宜修正でき、その結果によりチューニング部で自動的に認識モデルがチューニングされる。これらの一連の操作は、LANやインターネットなどのNWを介してWebブラウザから行うことができる。チューニングまでをクローズドな環境で行うことができるため、音声データのセキュリティも確保可能。
 利用目的に応じて、オンプレミス型、クラウド型の選択が可能。通話を音声認識によりテキストデータベース化することにより、VOC分析への活用、FAQシステムとの連携、報告書作成の効率化などが期待される。


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