〔2014/2/17〕TIS、CTIなどコールセンター向け機能をSaaSで提供開始

 TISは、CTIをSaaS型で提供する「TIS CTI Cloud」を発表した。4月から提供する。小規模コールセンターを短期間に構築できるという。オリックス・クレジットがすでに採用を決めている。
 初期導入設定費はテナント開設や要件定義、操作教育などを含め50万円。月額費用としてシートライセンス費は6000円、管理者ライセンス費は6000円、回線ライセンス費は6000円。導入期間は最短で2週間に設定している。
 CTI Cloudは、CTIの機能をSaaS型で提供する。着信した電話をオペレーターに適切に分配するACD、IVR、通話録音などの機能をTISのデータセンターから提供する。
 オンプレミス型ではコスト高だった事業所のコールセンター化など小規模での利用を想定している。SaaS型であることから、初期コストやシステム運用負担を軽減できるという。キャンペーンでの一時的開設など、戦略的にコールセンターを構築できるとアピールした。
 自社サービスやSalesforceなど各種の顧客情報管理システム(CRM)とCTI Cloudと連携できるとしている。2014年度末までにCTI Cloudを15社への導入を目指す。


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