〔2014/3/4〕小田急電鉄、世田谷エリアで生活支援サービススタート

 小田急電鉄は4月11日から、電話で家事代行などを取り次ぐ生活支援サービスを始める。対象エリアは住宅地が集積する東京都世田谷区の周辺で、利用状況を見ながら沿線の他の地域への拡大も検討する。
 サービスの名称は「小田急くらしサポート」。専用のコールセンターを開設し、職員が入会の受け付けやサービスの取り次ぎにあたる。利用するには小田急グループのポイントカードへの入会が必要になる。コールセンターに電話をすると、家事代行や日用品の宅配といった、小田急グループの企業などが手がけるサービスを利用できる。取り次ぎ自体は無料で、依頼したサービスごとに料金がかかる仕組み。
 世田谷区のほか、狛江市や調布市の一部も対象にする。小田急電鉄は、「スタッフが会員の自宅に出向いて暮らしの相談にあたるなど、ご用聞きの役割を果たしたい」としている。サービスの受付時間は午前10時から午後5時まで。取り次ぐサービスの拡充も検討する。


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