〔2014/5/15〕ジェネシスのCXプラットフォームをNTTコミュニケーションズがコンタクトセンター・サービスに採用
ジェネシス・ジャパン(本社:東京都千代田区、安藤竜一社長)はこのほど、NTTコミュニケーションズとパートナー契約を締結し、NTTコミュニケーションズが2014年5月2日から開始したクラウド型コンタクトセンター・サービス「Arcstar Contact Center」に、ジェネシスのカスタマーエクスペリエンス(CX)プラットフォームが採用されたことを発表した。
現在、日本市場においても、コンタクトセンター・システムがオンプレミス型からクラウド化への移行が進みつつある。しかし、クラウド化への移行が進んでいるのは、これまで主に小規模なコンタクトセンター向けのサービスが主流であった。サービス面において競合他社との差別化を目指す企業や、大規模のセンター運営が必要な企業からは、リアルタイムかつパーソナライズしたサービスやレポーティングに関する豊富な機能、柔軟性や信頼性の高いプラットフォームを組み合わせたサービスが求められていた。
NTTコミュニケーションズが提供する「Arcstar Contact Center」は、同社のクラウドサービス「BizホスティングEnterprise Cloud」やVPNサービス「Arcstar Universal One」を組み合わせた強固なクラウド基盤、「フリーダイヤル」「ナビダイヤル」といった実績の高い回線サービスと、ジェネシスのCXプラットフォームを統合し、高い信頼性と機能を搭載したコンタクトセンター機能を短期間かつ必要に応じてオンデマンドで提供するサービス。将来的には、日本だけでなく、グローバルでのサービス提供も計画されている。
通信キャリアならではの強みを生かし、電話回線からデータセンター、ネットワーク基盤までをワンストップで提供することで、初期投資やユーザー企業の保守管理業務を大幅に軽減するとともに、強固なセキュリティと24時間365日監視という信頼性の高いサービスを提供。また、クラウドサービスの強みを生かしたシステム構築時間の短縮、ロケーションフリー運営、席数増減への柔軟な対応も可能となった。