〔2009/5/11〕OKIソフトウェア、統合CRMソリューション「enjoy.CRMR II」の最新バージョンの販売開始
OKIソフトウェアは、統合CRMソリューション「enjoy.CRMR II」の機能を強化した最新バージョンの販売を開始した。最新バージョンでは、顧客とのつながりを強めることと業務の効率化の両方にさらに効果が出るよう、OKIネットワークスのコンタクトセンターシステム「CTstage 5i」との連携強化、業務テンプレート機能を部品化、FAQや検索機能など操作性の向上を行った。さらにCTstage R5iの外部録音装置としてアルファコムの通話録音システム「Voistore」との接続検証を完了し、CTI・CRM・通話録音装置を組み合わせた統合CRMソリューションとしての提供が可能となった。
景気の先行きが不透明な昨今、企業にはより深く顧客とつながることのできる仕組みと、業務を効率化しコスト低減する仕組み、この両方が強く求められている。OKIソフトウェアでは、これらの要望に応えるべくユーザーから要望の多かった、音声情報の連携や操作性を重点に、CRMソリューションの機能強化を図った。
最新版では、従来からのCTstage 5iとの標準連携機能やMicrosoft Dynamics CRM 4.0をプラットフォームとして、3種類のテンプレートと柔軟なカスタマイズ機能による業務への高い適応性に加えて、以下の機能を強化した。(1)音声情報としてCTstage 5iで取得した通話録音のデータを「enjoy.CRMR IIの応対履歴から確認可能とし、簡単に音声が再生可能とするようCTI連携機能を強化、(2)過去の応対履歴から簡単にFAQが作成できる機能、過去の応対履歴を類似例として簡単に検索できる機能を強化し応対時間の短縮を実現できるよう、操作性を向上、(3)業務テンプレートの機能を部品化、相互に組み合わせての利用を可能にすることで、業務に合わせた活用範囲が拡大。
価格は、4000万円から(CTI・CRM構成50席規模、保守費用を除く)で、同社では今年度20システムの販売を目指す。